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UncleKのSOHO的生活::シニア・グラス

シニア・グラス

何となく面倒でずっとグズグズ先延ばしにしていたんですが、遂ににっちもさっちも行かなくなって、先日思い切って眼鏡屋さんに行ってきました。この前の日曜日に出来上がり、今も眼鏡をかけてPCに向かっていますが、めっちゃ好調です。

眼鏡が届くまではそれほど不自由も感じず、ごく普通に新聞読んだりパソコン画面を覗いたりしていたんですが、一度眼鏡をかけて同じことをやってみると、いかに今まで目に無理をさせていたのかが実感できます。

飲み込みのよい方は既にお気づきでしょうが、購入したのは近視用の眼鏡ではなく、じゃっかんお品よく表現すると「シニア・グラス」、ブッチャケた話、老眼鏡です。

元々、30も半ば辺りまでは眼鏡と言えばサングラスぐらいしか縁がなく、近視や乱視の眼鏡は自分には一生縁が無いものと思っていました。それが、30代も終わりの頃に運転免許の更新のために視力を測った際に、それまで両目1.2あった視力が突然左目だけ0.3に落ちていたことが分かりビックリ。

急に視力が落ちたのにはワケがありまして、10年ほど前から始めたバードウォッチングの趣味が高じて野鳥の調査に引っ張り出されるようになり、ちょうどその前一年ほどの期間、名古屋の藤前干潟という場所で環境アセスのお手伝いをしていました。これが、毎月2回のことですが、かなりハードな調査で、長時間スコープを一心に覗くことが続き、結果的にスコープを覗く方の目(字を書くのは右利きなんですが、目と高飛びの際の踏み切り足は左利きなんです。)だけ視力が落ちることに繋がりました。まあ、後から考えればほとんど瞬きもしないで長時間スコープに目をくっ付けっぱなしなので、視力が落ちるのも当たり前と言えば当たり前なんですが。

それでも、右目は1.2の視力のままだったので、日常生活に特に不自由はなかったのですが、視力の落ちた左目の分を何とか右目が補っている状態なので、長時間運転した後など、疲れて肩がこったり、運転免許の更新でもいちいち別の場所に連れて行かれて視野の検査を受けたりするのも煩わしく、生まれて初めて度の入った眼鏡を作りました。

運転する際と鳥を見る際だけにかける、期間限定?の眼鏡です。

50代に入って老眼の症状が出始めると、今度は近視の左目が細かい文字の見づらくなってきた右目を補うことになりました。新聞などの細かい文字を見る際、右目の方はぼやけてはっきり見ることができなくなってきたのですが、元々近視だった左目の方は逆に近くの文字などは支障なく見ることができるため、眼鏡なしでも、遠くは右目、近くは左目と使い分けることで(といって、本人にはまったく自覚はないのですが)、最近まで特に不自由なく過ごしてきました。

ちなみに、「近視は老眼になりにくい」というのは誤りだそうです。見る対象までの距離で眼球の厚みを変えてピントを合わせているのが、年齢とともに機能が衰え、ピントの合う範囲が狭くなってくるのが老眼で、近視の人もそうでない人も機能の方は同じように衰えているのですがピントの合う範囲が異なり、近視の人の場合ちょうど新聞を見るぐらいの距離の前後にピントの合う範囲が重なっているため、老眼と自覚できるような症状が出ないだけらしいです。

ところが、いい加減おっさんになったところで、一日パソコンの前に座りっぱなしの生活を送ることになってだんだん支障がでてきました。

まずは、極度な肩こりに悩まされるようになってきました。もっとも、これは目だけのせいとも言えませんが。

それに追い討ちをかけるように、最近では、何日か仕事がハードな日が続くと、パソコンの作業をしている間は良かったのに、仕事が一段落ついて、新聞を広げるとうまく目の焦点が合わずうまく読めないことが起きるようになりました。ひどいときは離れたところにあるテレビの画像が二重にぼやけることも。反対に、しばらく休憩して雑誌や新聞を読んでいた後、仕事を続けようとパソコンに向かうと、逆にパソコンの画面にうまくピントが合わないことも。

データ入力の元原稿がやたら細かい字で印字だったりすると、原稿の文字を読み取るのも苦労するようなことが多くなって、ようやく眼鏡屋さんに向かうことに。

老眼鏡は行ってみれば虫眼鏡の延長みたいなものですので、普通は出来合いのものの中で度の合いそうなものを選べば済むのですが、私の場合、左右の視力が極端に違うことがネックとなり、左右の度が同じ既製品では合うものがありません。費用はかかるもののきちんと視力を調べてもらって自分の目の状態にあったものを作ってもらいました。

出来上がった眼鏡を持ち帰り、自宅で眼鏡をかけて新聞を開いてびっくり、新聞の活字が眼鏡をかけないときの1.5倍ぐらいの大きさで目に飛び込んできます。眼鏡がないときはそれで問題ないと思っていたのですが、一度眼鏡を使っちゃうと、今度は眼鏡なしで過ごせなくなってしまいました。パソコン作業もかなり疲れ方が違うように感じます。

まずは快調な滑り出しで、これで肩こりも軽くなると言うことなしですが、それはもうちょい様子をみないと分かりません。とりあえず、手元に置いてあった虫眼鏡の出番が減りそうなことだけは確かです。


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